アカゲラ

2019.2.26 若王子池
アカゲラ動画  → akagera .mp4









アカゲラ

 全長24cm。黒色・白色・赤色の模様をした中型のキツツキ。翼の付根近くに大きな白斑があ
るのが特徴。黒色の翼には小さな白斑が多数出、飛んだ時に目立ちます。後頭部に赤色があ
るのはオス、頭に赤色がないのがメス、頭上が赤いのが幼鳥です。木の幹に縦に止ることが
出来ます。脚は長くはないですが指は長く、太く、爪もしっかりしています。尾羽は羽軸に凹み
があり、折れにくい構造をしています。この脚・指で幹を抱え、尾に体重をかけての3点確保
で、垂直な幹に止り、くちばしを自由に使って穴を掘ったり、虫を探したりします。
 ヨーロッパからアジア東部までの森林に連続して分布・繁殖しています。日本では北海道、本
州、佐渡、対馬で繁殖しています。落葉広葉樹林、その上部の針広混交林にすんでいます。
樹幹に穴を掘って巣にしますが、枯れ木か枯れかけた木であることが多いです。木の幹に巣
食う昆虫類(カミキリムシ類など)やその幼虫を食べますが、ヒナにはガ類の幼虫である青虫を
与えることも多いようです。秋冬には木の実もよく食べています。(日本の鳥百科より)