キジバト 2009.1.21 二村山 キジバト(ヤマバト) 全長約33cm。体色は雌雄同色で茶褐色から紫灰色。翼に、黒と赤褐色の鱗状の模様がある のが特徴。英名のTurtleはこの鱗状の斑紋に由来する。また頚部側面に青と白の横縞模様が ある。和名の由来はキジのメスに体色が似ていることが由来とされる。 平地から山地の明るい森林に生息する。樹上に小枝等を組み合わせた皿状の巣を作る。近 年建造物に営巣する例が増えている。 雄のさえずり声は「デデッポッポー」と表現される。主に早朝にさえずる。さえずり声は個体によ って音程などに違いがあり、通常5音の発声であるが、4音でさえずる個体も確認される。人に よっては譜例のように、さえずり声を8分の9拍子、付点4分音符=約72のテンポで「クークグッグ グーー」と表現したほうがわかりやすいであろう。 |