スズメ 2008.12.21 勅使池駐車場 2012.12.6沓掛町 全長は約14-15cm程で、雌雄同色。成鳥は頭部は赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、頬か ら腹にかけては白色をしている。くちばしの色は黒色であるが、幼鳥の時は淡黄色。ただし成 鳥でも、繁殖期の終わりごろにはくちばしの根元が黄色になる個体が観察される。全ての成鳥 のくちばしの根元が黄色くなるかどうかは分からないが、若い個体と区別が付きにくいので注 意が必要である。成鳥の頬にある大きな黒い斑点は遠くからも目立ち、これが他の類似種と の区別点でもある。幼鳥は全体に色が淡く、頬の黒斑や喉の黒線がはっきりしない。 くちばしは短くて太い円錐形で、小さな餌をついばむために都合がよい構造となっている。地 上では両足で飛び跳ねて素早く移動する。鳴き声は一般的に「ちゅんちゅん」と表される。 日本以外の地域(特に北米)では、頭部に灰色の太いラインが入る個体もよく見られる。 |