カワセミ 2019.2.3 勅使池 動画 kawasemi2.mp4 2012.2.9 若王子川 2009.1.23 ♀ 荒巻池 2009.2.3♂ 洞がい洞池 (この場所はたぶんこの子のトイレ?) カワセミ 日本では北海道で夏鳥だが、ほかの地域では1年中見ることができる。 海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、公園の池など都市部にもあらわれる。飛ぶときは水面 近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー!」「チー!」と鳴き声(古い自転車のブレーキ音と も形容される)を挙げることが多い。 採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚類や水生昆虫をくちばしでとらえ る。ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら飛び込むこともある。捕獲後は再び石や枝 に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ。大きな獲物は足場に数回叩きつけ、殺してから 呑みこむ。消化出来なかったものはペリットとして口から吐き出す。足場は特定の石や枝を使 う事が多く、周囲が糞で白くなっていることが多い。 繁殖期にはオスがメスへ獲物をプレゼントする「求愛給餌」がみられる。つがいになると親鳥は 垂直な土手に巣穴をつくる。最初は垂直の土手に向かって突撃し、足場ができた所でくちばし と足を使って50cm-90cmほどもある横穴を掘る。穴の一番奥はふくらんでおり、ここに3個-4個 の卵を産む。 卵からかえったヒナは親鳥から給餌をうけながら成長し、羽毛が生え揃うと巣立ちする。せま い巣穴の中は当然ヒナの糞で汚れるが、ヒナに生えてくる羽毛は鞘をかぶっており、巣立ちの ときまで羽毛が汚れないようになっている。若鳥は胸の橙色と足に褐色味がある。 非繁殖期は縄張り意識が強く、1羽で行動する。水上を飛んだり、えさ場が見渡せる枝や石の 上で休む姿がみられる。 |